「裏づけコンテンツ」のすすめ #3
「裏づけコンテンツ」#1では、小さなレストラン
「裏づけコンテンツ」#2では、売れる秋刀魚と売れないサンマ
について話してきました。
こんにちは、チームデルタの谷口です。
いずれも、「おいしい」「旨い」を売り物にする仕事、商材の話でした。
#3は、「おいしい」「旨い」を裏付ける本質のお話を。
お気づきでしょうか。
僕が、#1と#2で、店の魅力、商品の魅力を伝えるにあたって「おいしい」「旨い」を一度も使っていないということを。
そして、#2でお伝えした、数ある楽天のショップの中にあって、断トツに売れてるこれらの多くが「おいしい」「旨い」というダイレクトなPRメッセージをほとんど使っていないことを。
ある種のメカニズムに支えられた情報は、人の感情を左右する力を持ちます。
「おいしい状況を想像する」
「なぜ、おいしいのかを考える」
ことは、「おいしいと感じる」近道のようです。
興味を喚起するプロセスで大切なのは、当事者が能動的に想像しやすい『動機付け』を提供することなんです。
「おいしい」レストランに、「おいしい」は不要です。
むしろ、禁句です。
・「なるほど、おいしそう」と思ってもらえる理由
・「おいしい」を裏付けるエピソード
こそ必要なんですね。
同じように、
「こだわりがある」
「品質がいい」
「他社とは違う」
ことを伝えたいならば、言葉を封印すべきです。
これらの言葉を使うことなく、
「こだわりがある」
「品質がいい」
「他社とは違う」
を伝えるためには、どんな情報が必要かということをイメージすることです。
それが、最も確かに
”裏づける”ことになり、ひいては、”信頼を与え” ”共感を得る”
トリガーになるのではないでしょうか。
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