切り取られた時間の音
F1最終戦があまりにおもしろいので、今宵は閑話休題。
ビジネスを離れて、アートなお話を。
こんばんは、チームデルタの谷口です。
写真家であるイタリアの友人が、新作が出きるたびにSKYPEで知らせてきます。
たった一言、”NEWS”と。
今回の作品がこちら。
TWODOGS:http://www.twodogs.it/
イタリアに行かずとも、こうして彼の新作を手軽に、F1のチャンピョンシップの行方にわくわくしながら、楽しめるのもWebのおかげです(笑)。
"LOADING"に少々時間がかかります。
アクセスしたら、一服してからご覧くださいませ。
Flashが停止した時間に動きを与え、写真の世界は新たな表現の機会を得ました。
透明感のある静謐な空間を写し出すのが得意な写真家の彼。
静かに静かに、そして強烈に語りかけてきます。
音を持たないはずの切り取られた時間が、言葉とともに過去の音までも伝えてくるようです。
ギャラリーでは得られない新しい映像プロモーション。
これを簡単に実現させてしまうテクノロジー。
すごいですね。
もともとは建築写真が専門で、1年の3分の1を日本ですごし、奥さんも日本人の日本好きのイタリア人。
拙宅をイタリアのデザイン誌やファッション誌に掲載したのが縁で彼のスポークスマンをやらされています(笑)。
最近、作品以上によくしゃべるアーティストが多い中、相も変わらず、作品以外、何の付け足しもしない彼のピュアな制作スタンスは好きです。
渋谷あたりで写真撮ってるハンサムなイタリア野郎がいたら彼かも知れません。
ギャラリーでは味わえない切り取られた時間をご堪能あれ。
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