質問者│千葉県・男性・33歳
当方、Webサイトを運営しております。新たにリニューアルを検討しており、SEO対策としてのサイトの移転について、ポイントなどありましたら教えてください。
また、301移転は好ましくないという話も聞きますが、メリット・デメリットなど、教えていただけたら幸いです。よろしくお願いします。
これまで、手を付けにくかった構造的なSEO対策まで、一気に効率よくできますから、この好機を十分に活かしていただければ。
こんにちは。
チームデルタの谷口です。
リニューアルにおけるSEO対策のポイントはたくさんあります。
基本は、既に得ている評価のリセットを防ぎ、より効果的な対策を施すことです。
ドメイン名が変わることなく、フォルダー構成/ファイル名の多くを継承できるなら、評価のリセットをほぼ回避できます。
次回以降のリニューアルを見越し、評価を継承しやすいサイト構成にすることも大切です。
もちろん、既存ページも新規ページも、一層ユーザーフレンドリーな文書構造で記述されることが何より大切ですよ。
リニューアルは、SEOを施す絶好のタイミングです。
『リニューアル時に役立つSEO対策』や『SEOの本質』も合せてご一読ください。
301リダイレクトは、サイト移転を通知するステータスコードの1つであり、メリットが生じるようなものではありません。
正しい使い方をする限り、貴社にとって不利益はありません。
また、ドメイン名を引き継ぐのであれば、リダイレクトは必要ないですよね。
DNS情報の伝搬に要する時間は実質1,2日ですから、新旧両サーバを一時的に並行稼働させておけば、ほぼ懸念されることはありません。
ドメイン名が変わるのなら、301リダイレクトは避けて通れません。
301リダイレクト自体は不正ではなく、301リダイレクトを利用して作為的に他のサイトに誘導することが不正なんです。
ですから転送する旨、明示し、なおかつ、
<a href="転送先URL">転送先URL</a>
のように記述する転送URLを同一にしておけば懸念は生じないはずです。
ご参考になれば幸いです。