質問者│女性
初めて質問させていただきます。宜しくお願いします。
近々、Web制作などの個人事業を始めようと思っています。
Web制作においては、デザイン、コーディング等は得意としているのですが、プログラム系が弱いので、フリーのプログラムを検討しています。
(X)HTML+CSSのWebサイトのメールフォームなどは某有名フリーCGIを。
CMSによるWebサイトやブログ制作はWordpress・プラグインを使用する予定です。
ここで引っかかったのが、それらフリープログラムを使用した際の万が一のトラブルです。一番懸念なのが個人情報の漏洩でしょうか…
トラブルの発展規模にもよるのでしょうが、その様な事態が起こった場合の責任は、やはりプログラムを選択した制作者にあると思います。
しかし、個人であるが故「フリー」のプログラムを使用するわけで、逐一外注する訳にもいかず…トラブルや依頼人様によっては賠償請求や慰謝料請求されるかもと思うと、とても不安です。
Web制作の素人が依頼人様になることが多いでしょうし、「フリーのプログラムを使用する」ことと、その責任範囲の説明を、どのようにしたらいいのか迷ってます。
また、契約を交わす際の責任範囲の項目などに、何かしら書き加えた方がいいのでしょうか?
専門家のみなさんは、フリーのプログラムを使用する場合、気をつけていらっしゃることはありますか?
アドバイスいただけたら幸いです。
初めは誰だって多くの不安があるものですが、不安や心配で自分の前の壁を高くするのはよくないですよ。
事業を始めるなら元気いっぱいでなきゃ、お客さんだって不安になっちゃう(笑)。
こんにちは。
チームデルタの谷口です。
Give&Takeを基本とするネット文化(というかUNIX文化)は、多くのオープンソースを生み、公開と検証を繰り返しながらブラッシュアップされ、今では多くの技術者が認める安定した優れたソフトがたくさん存在します。
ですから、一様にフリーソフトを心配することはありませんよ。
大切なのは、信頼されるフリーソフトをkimidoriさんが選択できるかどうかです。
個人事業だろうが法人だろうが、フリーソフトを使用するケースは多々あります。
逆に個人事業であることを理由にフリーソフトのカスタマイズや外注を行わないのであれば、自ずとビジネスチャンスを小さくすることになりますよね?
僕らの業務ではアプリケーションの開発が常に伴うものですから、案件毎に、フリーかカスタマイズか外注か、kimidoriさんかスタッフの誰かが見極めるスキルを身につけてくだい。
フリーソフトにも外注にもメリットとデメリットがありますよね?
クライアントに、選択肢とそれぞれのメリット/デメリット、kimidoriさんの考えをきちんと説明し、了承を得て、書面に落とすのは事業主の大切な仕事です。
受益者負担は当たり前です。
フリーソフトのメリットはクライアントも得るわけですから責任だって同じこと。
難しく考えないで、誰が読んでもわかるように当たり前のことを当たり前に書けばいいんですよ。
事業主として負う責任に不安ばかり感じてないで、クライアントと良い関係を築けるように、しっかりと技術、知識を身につけて、自信をもってビジネスしませんか?
ご参考になれば幸いです。