質問者│男性・35歳
どこがどう良くなったんでしょうか?
一見のパッと見た目は印象が良くなったかもしれませんが、長時間使い続けるユーザーからすると、見づらく疲れるデザインで、メリハリがないため、エリア視認性がとても悪く、情報把握が非常にしづらいのですが。
専門的にどうなのか詳しく解説していただきたいです。
ミクシィリニューアル、賛否両論、実ににぎやかですね。
これだけのコメントがあちこちで発せられていること事態、ミクシィの影響力いまだ健在なのかも。
サリエルさん、こんにちは。
チームデルタの谷口です。
今回のリニューアルで一番の問題は、横幅が200ピクセル少々増えて、横スクロールが発生してしまう利用環境がすごく増えたことじゃないですかね。
横1024×縦768ピクセルのモニターがターゲット環境となってしまいました。
JIS X8341-3 として推奨されるアクセシビリティ(誰もが、どんな環境でも快適に使用できるようにという指針)の視点から、横幅増だけでも、相当数のユーザーをばっさり切り捨てる行為なんですよね、結果として。
ただ、この傾向は、かのYahoo Japan!すら既に。
ミクシィよりも上手に、気づかれない程度に増やすところがうまいというか、姑息というか・・(笑)。
人の目に触れるデザインに限定して考えれば、使い勝手を劣化させる要因は、あちこちで語られるほど多くはないと思います。
文書構造(CSSをはずして、ページタイトル、見出し、本文の上下関係、強弱関係)は、以前よりもよくなっています。
この恩恵は、主に音声ブラウザ利用者にもたらされるかもしれません。
モデルチェンジ直後に賛否両論、入り乱れるのはWebデザインの世界だけではないし、この議論は間もなく収束するんじゃないでしょうか。
それよりも、昨年、上場時に約2000億円も市場から調達したミクシィに
『ミクシィ神話の終焉 「ニコニコ動画」に抜かれ
「ないと困る」もわずか8%』
なんてニュースが流れることのほうが深刻な問題かなぁ。
ご参考になれば幸いです。