質問者│
お世話になります。
出稿する広告について、「伝えたいことは伝わるのか」「ユーザーがどのような印象を持つのか」など、クリエイティブによる影響、広告効果などを知りたいと思っています。
まずはどのような方法があるか教えてください。
『出稿する広告におけるクリエイティブの影響をお知りになりたい』ということは、ネット限定ということでもないのかなぁ?
こんにちは。
チームデルタの谷口です。
少々、質問の意味が曖昧で、答えに困ってますが、この程度のことはできます。
出稿前:モニタリング(当社ではよく実施します)
・インタビュー
・ネットリサーチ
ネットリサーチでは、mixiのようなSNSの利用も想定できます。
ただし、アプローチのしかたや、提供する情報が営利性ぷんぷんなら
むしろ、反感を買うか、どん引きされますので、お気をつけて(笑)。
いずれも、クリエイティブの成果(の一部または全部)の開示が必須です。
出稿後:アクセス解析
ここでは、広告の効果は測定できても、クリエイティブの作用/効果を見出すこと
はできません。
仮説を立て、検証を繰り返しながら、ノウハウを積み立てる、が王道ではないでしょうかね。
”No more spray and pray”
なんてことが言われています。
「神頼みはもうやめようよ」という意味です。
ブランディングにおける巨人とも言える米国コカ・コーラのマーケティング担当の言葉です。
従来型の広告を「spray」とし、「消費者に対し、闇雲に広告を流して、当るのを待つなんて・・・」といった解釈でしょうか。
従来のマーケティング手法を揶揄する、遊び心と示唆に飛んだメッセージです。
ばらまくのではなく、丁寧にターゲットを探り、セグメントを明確にした上で、声を聞き、リクエストに応えるプロモーションすべき時代だと、この担当者は言っているわけですね。
まさに、これに応えることができるのがインターネットを利用したマーケティング手法ですね。
ご参考になれば幸いです。