質問者│男性
h1などの見出しタグのフォントサイズを小さくしすぎるとスパム扱いになると言われいますが、このサイズ以上は大丈夫でこのサイズ以下はスパム扱いになるという明確な数値はあるのでしょうか?。
可読性が失われるサイズ変更は明らかにスパムです。
「文字隠し」ですからね。
サイズに関しては、Yahoo/Googleの情報公開をまつまでもなく、あなたの良心に問い合わせれば わかることですよね。
こんにちは。
チームデルタの谷口です。
日米SEO識者60名による上位表示に寄与する要因トップ20
によれば「h1タグ内でのキーワードの使用」が15位にランクされています。
期待するほど効果がないことがおわかりでしょ?
文字サイズ変更は基本的にスパムにはなりませんよ。
何故ならYahoo、GoogleがCSSによるサイズ変更を「好ましくないこと」と判断するなら、 全てのタグにCSSによるサイズ変更が禁止されなきゃいけませんよね。
また、それをやるなら、h1,h2,h3タグ全てのフォントサイズが事前に規定されなければならないことになります。
でも、定められている「標準」のサイズなどないんです。
だってHTMLは文書構造を定義するものであり、視覚表現はCSSが補うという大前提がありますから。
W3Cもそれを定義しています。
文字サイズは閲覧環境で相対的に変化しますから、上記理由によりスパム認定の正当性は失われます。
有益な検索サービスを実現する上で決して認められい客観的で合理的な理由が提示できない限りペナルティを課すことを彼らはしません。
失うものが大きいから。
先の識者たちの多くが、h1タグによる重みづけは、現在、あまり有効ではない、とするのは最もなことなんです。
何故なら、ペナルティを課す合理的な理由がなく、なおかつh1が上位表示するために意図的に使われるケースが多いということであれば、「それを評価しない」とするのは、実にまっとうな対策ですよね。
ご参考になれば幸いです。