質問者│アンドロイド
2009年9月のアルゴリズム変更で、かなり順位を上げたサイト、下げたサイトがあったとききます。
具体的にはどんなところがポイントだったのでしょうか?
今回のポイント、今後の対策など、ぜひ専門家の方に教えていただければと思います。
9月の2回の変動、特に4日から5日にかけての大きな変動は、本年度初旬の状態にロールバックしたようにも見えます。
YSTのロールバックについては、こちらを。
こんにちは。
チームデルタの谷口です。
9月の変動のみで傾向を見ることはできませんが、この1年近く、YSTは、
・Titleとの合致性(ワードの並びも含め)への一層の重みづけ
・(ようやくですが)バックリンクの質へのこだわり
を高めているように見えます。
でも、アルゴリズムの変更、インデックスのアップデートの度に翻弄されることはまったくありません。
各社の検索サービスが、広告収入で賄われるという収益モデルが続く限り、彼らの最重要ミッションは、
『利用者の満足度向上』
以外にありません。
これは、
『検索精度の向上』
とイコールです。
正しく対策されたサイトが、Yahoo、Google、Bingでおおよそ似たような結果を得ることができるのは、検索結果の精度向上において3社ともに大きな違いがないことを証明しています。
正しい対策とは、おおよそ以下になります。
1.適切な文書構造による記述と、構造を利用したキーワードの設置
2.最適化された内部リンク設計
3.利用者への有益なコンテンツの継続的な提供
4.良質なバックリンク増加への取り組み
(これは、3.の副次的効果としても得られます)
上記4項目でお気づきだと思いますが、SEO対策はサイト構築時にしっかりやっておけば、その後は、利用者、顧客の利益(これがひいては自社利益を生み出す原動力になります)にフォーカスしたサイト運用を行うことが本質的で最良のSEO対策に結びつくんです。
ご参考になれば幸いです。