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必ず勝てるSEO原理原則50選
SEO
図書館で本を探すことをイメージしてみてください。
ジャンル別のコーナーに移動し、目的に近いタイトル(背表紙)の本を本棚から探します。
目にとまった本を手に取り、目次を見て知りたい情報のありそうなページを探し読み始めます。
検索エンジンを使った情報の検索もだいたい似たような手順を踏みます。
すなわち、検索キーワードがサイトテーマに合致する、または似ているサイトを探し、その中から、キーワードが、タイトルや、ページの始まりや見出しに含まれるページを探し、最もその適合性の高い(情報密度が濃い)ページ順に検索結果が表示されます。
情報検索の基本的な考え方を知れば、本質的なSEO対策を行うことができます。
人が情報を探す手順とより所は、検索エンジンが情報を探すそれらとよく似ているのです。
検索エンジンは、所詮はプログラムですから、そんなに高度なことは行えません。
YahooやGoogleに限らず、どの検索エンジンも、主に以下の考え方で、ページが持っている重要な語(キーワード)を導き出します。
ことを前提にページ情報を持ちかえります。
テキストマッチングとは、そのページに記述されているキーワードの出現率や出現位置、キーワードを囲むHTMLタグの種類、などを総合的に評価したスコアで、そのキーワードに関するページ評価(点数付け)することです。
そのため、キーワードをページの適切位置に、適切な数を配置する必要があり、以降ではそれらを解説します。
<TITLE>タグ内に記述する文章は、そのままブラウザのヘッダーに表示されます。
ロボットが持ち帰ったホームページ情報のうち、検索時に最も重要視される情報であることを覚えておいてください。
文字数はおおそよ60文字以内。
検索結果にタイトルとしても表示されますので、閲覧者がクリックしたくなるような文章になるよう意識します。
できれば、
貴社Web戦略の中から選ばれたいくつかのキーワードを上手に盛り込んで文章にします。
キーワードは通常、数個にします。多いと重要度が分散してキーワードとしてのそれぞれの評価を低めてしまいます。
重要なキーワードはせいぜい4つ程度にとどめてください。
キーワードの順番も大切です。
では、明らかに「千葉」のほうが優先度が高くなります。
検索サイトで、「千葉 中古車」というキーワードで検索する人が多いならば、他の条件が同じであれば、例1よりも例2のほうが上にヒットします。
<TITLE>タグに設定する文章は、SEOで最も重視されます。
キーワードの差し替え、順番を変えるだけで順位が大きく変わることもあります。
検索エンジンは「ページの最初には重要な文章が書かれている」という考え方からそこ(HTMLのBODYタグの直後)に記載されている文章を高く評価します。
<BODY>タグ内で最初に記述される80文字程度、つまり実際の画面に表示される文章の最初の80文字前後をロボットは、そのホームページのテーマが表示されているとして重要視します。
ここには、既に決められたテーマ=キーワードを漏れなく使って文章を作成します。
いくつかの最重要キーワードは、2回以上使うことも大切です。
ただし、決して不自然(同じ単語をいくつも並べるとか、不必要に使うとか)にならないように考慮してください。
より前方の文章(単語)が重視されます。
ここにもキーワードを並べることで、ロボットに貴社サイトのテーマを伝えることができます。
を記述します。
キーワードは、重要なものから並べます。
その数は、5から10程度にとどめます。
<TITLE>で作った文章を単語に分割して並べ、そこにプラスアルファのキーワードを並べるのが最適かもしれません。
前述の例であれば
のように記述します。
特定の検索エンジンでは、検索結果のタイトルの下に表示する説明文として使用されるため、重要度は高いです。(閲覧者の目にとまるため)
を記述します。
<BODY>タグ直下で表示した文章を使うことも可能です。
貴社の売り、得意分野、テーマを考えるときに書き出した文章やキーワードを組み合わせて文章にしてください。
より前方の文章(単語)が重視されます。
<META HTTP-EQUIV="content-type" CONTENT="text/html; charset=文字コード">
文字コード:
など。
メタ・コンテンツタイプは、使用する文字コードを指定するものです。
この要素は、日本語が含まれる要素が現れる以前に定義される必要があります。
したがって、通常、<HEAD>タグの直後に指定します。
メタ・コンテンツタイプは、ブラウザーが文字コードの判定を誤らないため、そして検索エンジンがインデックスする際に文字コードの判定を誤らないための二つの目的で設定します。
検索エンジンが文字コードの判別を誤ると検索結果に悪い影響を与えます。
日本語では、主語がよく省略されますが、それがキーワードだった場合、また、"それ"、"それら"のような代名詞がキーワードだったりするとせっかく評価されるべきスコアを失うことになります。
読んでみてくどくない程度に、省略、代名詞の使用は控えて、キーワードを記述します。
無用なワードが増えれば増えるほど、1つのワードの相対的な重要度が低下します。
特に、Title、meta(Keyword Description)、Body直下の最初のテキスト、見出し、強調タグで囲まれた文言では、できるだけ無用なワードを排除し、キーワードの重要度を上げます。
キーワード出現率とは、キーワードとする言葉の、ページ内総単語数に対する比率です。キーワード密度とも呼ばれます。
検索エンジンは、キーワード出現率が高い場合、そのページにおける当該単語の評価を高くします。
ただし、不自然(人工的)にキーワード出現率が高い場合、SEOが過剰に行われているという判断の下、そのページのキーワード評価を逆に低くします。
キーワード出現率の適正値は、3~4%、5%前後、5~7%、などといろいろな意見がありますが、一番確かなのは、そのページを読んでみて不自然かどうか、ということです。
基本的には、そのページ内で多く出現するいくつかのワードをキーワードとして判断する傾向があります。
キーワード近接度とは、複数のキーワードで検索したとき、複数のキーワードのページ内での接近度合いを示す指数であり、検索エンジンはそれらの単語が近接している(キーワード近接度が高い)ページほど、検索キーワードへの適合性の高いページとして評価します。
「真珠 ネックレス」で検索した場合、ページ内で「真珠のネックレス」と書かれている場合と「真珠の綺麗なネックレス」と書かれている場合とでは、「真珠のネックレス」のページのほうが高い評価をされます。
クローラー、検索エンジンは英語圏の国で生まれ、今でも米国を中心に進化しています。
ですから、もともと英語の文章形式を元に、検索に使われるキーワードと、その対象となるページのスコアを計算します。
英文には、日本語と少しことなる形式があります。
例えば、文章のタイトルがあり、その下の要約文でまず結論を述べるのが一般的です。
本文は、結論を論理的に解説する役割を受け持ちます。
こうして文章の骨格を見ていくと、SEO対策に適切な文書構造が見えてきます。
以下では、SEOに適した文書構造について説明します。
このテキストの文書構造を見てください。
まず、ページのタイトル(Vol.○)があり、中見出し(■)があり、中見出しとしてA,B,Cとあり、小見出しとして(1),(2)と続き、本文があります。
重要な文章は太字になったり、下線が付いたりしています。
これは、全て、みなさんに読みやすい、理解しやすい文書となるよう僕なりに工夫した結果です。
ホームページの各ページにも同じことが言えます。
構造化された文章とは、
「ページタイトル」 | :Titleタグ |
「要約文」 | :Bodyタグ直下最初のテキスト文/ H1タグ(例) |
「大見出し」 「中見出し」 「小見出し」 |
:H2タグ(例) :H3タグ(例) :H4タグ(例) |
強調文字 本文 |
:STRONGタグ(例) |
のように構成し、文章の論理展開がツリー構造になっていることです。
また、この構造を、どのページにも適用することが、一層、見やすく読みやすいひいては、大切な顧客に、貴社が伝えたいことを正確に伝えることになります。
よく理解いただきたいのは、SEO対策とは、
ロボットのため(ロボットに読ませるため)
ではなく、
より人に理解しやすい文書構造を作る
ことなんです。
ましてや、ロボットをごまかし、裏をかくことが本質では決してないことを理解してください。
検索エンジンは、「段落」や表の項目には、重要な語句が含まれているとの考えから、それらを高く評価します。
<P>
○○○○
: :
○○○○
</P>
<TD>
○○○○
: :
○○○○
</TD>
文書構造の中でも、見出し(見出しタグを使って書かれた文)は高く評価されます。
(14)のSEO的文書構造を思い出してください。
見出しタグとは<H1>(上位見出し)~<H6>(下位見出し)のことです。
章、節、項というような文書の構造を表現するタグであり、上位の見出しほど評価が高くなりますので、見出しタグの文をキーワードで構成することがSEO対策として有効になります。
最上位見出しのH1はページ内に1つ使用します。
出現順序は構造的に正しいことが必要であり、以下の正誤を確認してください。
正:H1→H2→H3
誤:H1→H3→H2
以下のような文書が正しい構造といえます。
本文の中で、<STRONG>タグや<EM>タグを使うと太い文字で表示されます。
強調タグに囲まれた文字は、評価が高くなりますので、キーワードを含めることは有効です。
以下のようなリストタグに囲まれた文言は、通常のテキストよりも評価が高くなります。
以下のようにタグを重ねて適用することで更に効果が高まることがあります。
アンカーテキストとは、リンクに使用されている文字のことです。
アンカーテキストに、「○○はこちらから」とか、「ここをクリック」というような言葉を使用することは大変もったいないことです。
アンカーテキストは重要なテキストとみなされますので、できることなら、上手にキーワードを含めてください。
検索エンジンは、リンク元とリンク先のページのテーマを判断するするために、タイトルとアンカーテキストを最重要視します。
したがって、それらにキーワードを盛り込むことができれば、リンク元とリンク先のページの当該キーワードによる検索順位を高められる可能性があります。
サイト内リンクとしてのアンカーテキストは自由に設定できるのでよく検討してください。
リンクはタイトルと共に検索エンジンが重要視する要素ですが、画像リンクの場合、アンカーテキストがないのでSEOで効果を上げにくいと言われます。
画像リンクが利用者の利便性を向上させていないなら、あるいは、差し支えなければテキストリンクに変更することを考えます。
ALTで指定するテキストはイメージが表示できない場合の替わりに表示されるテキストであり、重要なテキストとみなされますので適切にキーワードを含めることを考えます。
画像リンクとALTでの対策の有効性は微弱です。
アンカーテキストと同じ効果を得、かつ画像に近い視覚効果を得るなら、画像をブロック背景にして、ブロックにテキストを組み込むことができます。
スタイルシートを利用した少し高度な方法ですが、一度作っておくと使い回しができて大変効果的です。
HTMLとスタイルシート(CSS)は、SEOのために必要な知識です。
検索エンジンはウェブ標準(W3C勧告)に適合するページを評価します。
現在のHTML標準であるHTML4.01に適合するページを評価します。
ブラウザーに正常表示されていても、HTMLに不具合があれば、情報が大きく欠落してインデックスされる可能性もあり、検索結果に悪影響を与えます。
SEOでは、プログラムをシンプルにすることが基本です。
シンプルにすることで、プログラムの不具合発生を抑え、それによって、検索エンジンがインデックス際の内容把握率の向上(正確なインデックス)、そしてプログラムサイズが小さくなることでダウンロード時間と表示時間短縮による利用者利便の向上まで実現できます。
シンプル化の具体的作業は、
Flashはとても表現性が多彩で美しい視覚効果を得ることができますが、クローラーは、Flash内の情報を持ち帰ることができません。
画面の多くをFlashで制作すると、SEOとして有効になる情報をほとんどクローラーに渡せないことになります。
一部(ヘッダーFlashなど)での利用は、それ以外のエリアでしっかりSEO対策を施せばデメリットは生じません。
フレームページは絶対に作らないでください。
SEO対策としても、利用者にとっても何1つメリットはありません。
フレームページは、画面ページの表示に最低3ページ必要です。
検索エンジンは、1ページことにクローリング(ページの情報収集)しますので、検索結果には、これら1ページしか表示されず、場合によっては利用者にとって、まったく理解不能なページが表示されることになってしまいます。
クローラーには、Webページがどんなふうに見えるのか、すなわち、クローラーはどんな内容を持ち帰るのか、視覚的に知ってください。
これらは、動作がユニークで閲覧者の興味を引きますが、クローラーが情報として持ち帰りません。
メニューとは、重要なキーワードを含む可能性のあるリンクですから、できればアンカーテキストで制作することを考えます。
リンク切れは知らないうちに発生することがあります。
リンク切れは、クローラーの巡回に悪影響を与えます。
リンク切れチェックができるフリーソフトがいくつかありますので、検索サイトで検索してみてください。
外部リンクを得られるときは、リンク元のアンカーテキストに、リンク先のTitleテキストと同様または近いテキストを使ってリンクしてもらいます。
リンク元のアンカーテキストとリンク先のページキーワードの関連性、類似性が高いほど評価が高まります。