あの頃のコピーはすごかった! | (株)チームデルタ 千葉 東京

あの頃のコピーはすごかった!

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COLUMN

あの頃のコピーはすごかった!

女優の大原麗子さんが逝去されました。
僕の青春を象徴する、ずっとずっと憧れの「可愛い姉さん」でした。
そして、上品で魅惑的な輝きを瞳の奥に秘めた希有な女優さんでした。
女優としての矜持と素顔の狭間で、うかがい知れないご苦労があったのかもしれません。
突然の訃報に驚きを隠し得ません。


こんにちは。
チームデルタの谷口です。


大原麗子さんが出演したウィスキーのCMはあまりにも有名ですよね。
甘い声でささやくように発せられる『すこし愛して・・・』にハートを射貫かれた男性諸兄も多かったのでは?
ウィスキーのCMには、心に残る広告コピーが多いです。
男を手玉に取る元祖悪女系いい女の故太地喜和子さんと、甘いハスキーボイスで魅了する元祖きれいなお姉さん系の大原麗子さん。
この好対照な二大女優は、実は、同じウィスキーメーカーのCMに出演して僕らを楽しませてくれました。


広告コピー。
今回のコラムでは、新たな価値観の提案を可能にするこの高度に発達した『言葉』にフォーカスしてみます。
大原麗子さんが最も活躍した「昭和」を偲んで、この時代に綺羅星のごとく誕生した、しびれるような広告コピーの一端を一緒に振り返ってみませんか?


「昭和」というベタで、きらびやかで、市井の人々の息遣いがしっかり感じられた稀有な一時期を、広告コピーというレンズを通してのぞいてみるものおもしろいと思います。。
その時代を生きた人々の喜びと哀しみを写し取った昭和の空気を、字間に感じてみるのも悪くないですよ。



ブランデー、水で割ったら、アメリカン
(78年 サントリー)

おしりだって、洗ってほしい。
(82年 TOTO)

隣の車が小さく見えます
(70年 日産)

女性よ、週刊誌を閉じなさい
(76年 角川書店)


少し愛して、なが~く愛して。
(82年 サントリー)

女だって、女房が欲しい。
(85年 NTT)

ボーナスを飲むのは男、
ボーナスを着るのは女。
(75年 毛皮エンバ)

恋は、遠い日の花火ではない。
(94年 サントリー)

近頃、娘の帰りが遅いので、門限は8時だぞ、と注意したら、うち、門なんて
ないじゃない、と言うのですよ。
(85年 リクルート)

亭主元気で留守がいい
(86年 大日本除虫菊)

ハワイ一回、ミンク一生
(84年 京王百貨店)

君のひとみは10000ボルト
(78年 資生堂)

「としまえん」よりハワイの方が、やっぱり楽しいと思います。
(90年 豊島園)


お箸の国の人だもの。
(88年 味の素)

ニッポン人には、風呂がある。
(92年 東京ガス)

一度、ふられていらっしゃい。
(82年 サントリー)

やさしさを
うまく表現できぬこと
許されており父の時代は
(87年 公共広告機構)

泣き顔を鏡に映し確かめる
いつもきれいでいろと言われて
(86年 ダイハツ)

着やすい。つまり脱がせやすい。
(78年 伊勢丹)

大阪、イモね。
東京、カッペね。
(82年 岡田屋)

地図に残る仕事
(91年 大成建設)

昔の値段で出ています
(77年 伊勢丹)

プール、冷えてます
(86年 豊島園)



大原麗子さんのご冥福をお祈りいたします。



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