キーワード選定の重要性と選定方法
1.まずは、予習から
ホームページを作り始める前に、まず、みなさんにやっていただくことは、「顧客から選ばれる」ための「戦略」を立てることです。
そして、その戦略を、具体的な文章や図、写真、グラフィックスという目に見える手段を用いて表現(伝達)しなければなりません。
貴社戦略の概要を短い言葉にまとめたフレーズは、貴社ホームページの“テーマ”となります。
ホームページのたくさんのページにわかって書かれる内容を包括するものがテーマです。
当社のホームページのテーマは、
「Web戦略/コンサルティングよる顧客から選ばれる理由作り」
「成功するためのホームページ制作/SEO」
といったところでしょうか。
テーマを細かく単語に分割したものをキーワードと呼ぶことができます。
2.テーマ(キーワード)選定の重要性
テーマ(キーワード)は親子関係に基づきます。
・サイトのテーマ(キーワード)
各ページのテーマを包括した上位のテーマ(キーワード)
・ 各ページのテーマ(キーワード)
各ページの内容を基にしたテーマ(キーワード)
です。
サイトテーマ、各ページのテーマ各ページのキーワードは数個程度にします。
多いと重要度、優先度が分散して、キーワードとしての評価を低めてしまいます。
テーマ(キーワード)の選択を安易に考えないでください。
まずは、戦略がなければ、テーマ(キーワード)は決まりません。
テーマ(キーワード)が決まれば、サイト全体のページ構成(どのページにどんな内容を記述するか)が見えてきますし、各ページのテーマ(キーワード)が決まれば、その内容を、どう表現するか(どのように見せるか)を考えることができます。
各ページのテーマ(キーワード)が明確になっていれば、ページ内容の作成はスムーズに進むはずです。
そして、
・ サイトのテーマ(キーワード)
・ 各ページのテーマ(キーワード)
を適切にページに組み込むことが、SEO対策には大変有効になるんです。
テーマ(キーワード)の選定は、ホームページを作る前の設計段階で、ほぼ終えておくことが大切です。
SEO対策としてのテーマ(キーワード)の選定は、貴社のWeb戦略に基づくホームページの根幹を成すものであり、SEOは単独で成り立つものではない、ということを早い段階で知ることが大切です。
テーマ(キーワード)は、各ページの要所要所に、また、本文に組み込まれて始めて効果を得られます。
すなわち、特定のテーマ(キーワード)で検索した際に上位ヒットを狙えるようになるということです。
各ページでキーワードがダブることもOKです。
ただし、誰も使わないキーワードで上位にヒットしても無意味です。
結果に結びつくキーワードの選定を心がけてください。
一方が名詞でなら他方は動詞(または“する”をつけると動詞になる語)」にすること(またはその逆)はよい選択方法です。
例えば、「成功する ホームページ制作なら 千葉の チームデルタ」とか。
もしも、そのページ(トップページでも)のテーマが、
「新鮮な寿司を宅配します」
ならば
「新鮮 寿司 宅配」というキーワードが適切ですし、「寿司 宅配 新鮮」よりも、より高い評価を得られる可能性があります。