スプーン一杯のWebマーケティング #8 近くて遠い自治体サイト1
最近、僕がツイッターに掲載したメッセージの中からWebマーケティングのお役に立てそうな内容を寄せ集めています。
こんにちは。
チームデルタの谷口です。
・サイトを運営されている方
・成果を見いだせないでいる方
・どこに問題があるのか、イマイチわからない方
に対し、馴染みにくいWebマーケティングをカフェ感覚でお伝えできればと思っています。
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誰も見てないようで一番見られてるのが自治体サイト。
誰にも期待されてないけど、無くてはならないのが自治体サイトなんです。
一度のぞいてみませんか、あなたの街の自治体サイト。 意外な発見があるかもです。
コラム:自治体サイトってどうよ?
ある自治体サイトでのこと。
子ども手当について知ろうとして ”子育て・教育”メニューから入ったら、「児童手当」 しかないんで、トップに戻って ”出産・子育て”メニューから入ると見つかる。
自治体サイトユーザビリティランキング上位の自治体でこれだもの・・
自治体は一次情報発信者だから発進力が求められます。
地方分権の流れを背景に、今後は、シティプロモーションやアイデンティティ/ブランディングという視点も必要になってくると思うんですよね。
最初のクリックを間違えた人の約7割は目的のページにたどりつけません。
情報量が圧倒的に多い自治体サイトでは、これがいつも起きます。
人間って、最初に立ち返って選択し直すってこと、案外、得意じゃないんですよね。(弊社ユーザビリティテストより)
1000人の声には耳を傾けても10人の声はなかなか聞こえてきません。
望む情報に到達するまで30分以上要する人がいます。 音声読上げブラウザやこれと通常ブラウザを併用する利用者は、Webコンテンツ制作者が考えるよりもうんと多いんです。 彼らのモニター調査をするたびに、僕らにはまだできることがあることを痛感します。
僕らWebデザインに携わる者と自治体の小さな配慮が 『住みやすい街作り』 に少し貢献できるんじゃないかと思っています。
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