SEOと距離を置いて考えてみるこも
きっと大切だと思います。
Webマーケティングでは、どうもSEOネタが専攻しがちです。
これは、この業界で情報を発信する僕らの責任も問われるところかもしれません。
僕の講演会やセミナーでもSEOに意識を囚われてマーケティングの本質を忘れがちなケースが多く見られます。
今一度考えてみてください。
「SEO=集客」
に疑う余地はありません。
しかし、困ったことに、
「SEO=売り上げ向上」
だと勘違いされるケースが多いんです。
SEOは集客テクニックであることは間違いないんですが、それだけでは、「顧客に選ばれる理由」にはなりません。
Webを利用してビジネスする多くの人がより意識を傾けるべきことは、SEOの次なるもの。
そして、そちらのほうが、検索ポータルでリスティング順位を上げるよりも手ごわいことなんです。
これが、SEOの視点とは少し角度の異なるWebマーケティングではないかと考えています。
SEOの次なるWebマーケティングは、リスティングされ、人の目に触れた瞬間から始まります。
「年齢が甦るエステ ○○○」
と検索連動広告がトップで表示されてもあまりクリックされなかった店が、広告をやめ、検索結果に、
「○○駅徒歩2分 シワ取りエステ専門の○○」
というタイトル(検索結果に表示されるタイトルです)で表示させると、突然クリック数が増え、予約が殺到したケースがあります。
有料広告ではなく検索結果のみから得られた成果です。
そのわずかな違いの中に人の心を捉え、人を行動させる何かがあったことは確かですね。
このシリーズでは、
「顧客に選ばれる理由づくり」
「顧客をその気にさせる何か」
について、みなさんにお伝えできればと思っています。
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