いいサイトをつくるために #1
クライアントのために、時間と手間をたっぷりかける。
そして、必然的に頭も体も汗することになる。
泥臭い作業の連続。
それがWebサイトをプロデュースする人間の仕事だと思っています。
こんにちは。
チームデルタの谷口です。
当社が現在預かる案件の中の1つ。
当社ではとてもめずらしいく、1か月という短い納期。
それでも、撮影を含め、既に5回、現場に赴いています。
これが当社のやり方です。
僕はWebプロデューサーとしてクライアントと向かい合います。
現場に足を運び、見て、聞いて、足元から情報を探してみないと、何をどうプロデュースすればいいのか見えてこない。
何をどう表現すれば、クライアントが望む価値を導き出せるのか。
そのために時間をかけます。
プラットホームやアプリケーションの検討は、プロデュースに比べれば容易な作業です。
1000分の1ミリの精度が求められる精密部品を成型する企業があります。
1000分の1ミリの世界を現場とする工場に赴いて、この企業の持つ「価値」に意識をはらいながら、時間をかけて見学し、数人の話しを聞き、帰ってきた最初の夜。
従業員数十人、年間売上数億円の工場の中で生み出される成果を手に取り、ずっと考えていました。
どれも、極小の部品です。
それ単体では成り立たない、他の部品と組み合わせて初めて機能するものばかり。
とても変な形をしているものもあります。
彼らが持ち歩いていた、「成形条件設定書類」 「採取されたサンプルデータ」 「金型設計図」や、成形機と技術者の指先から生まれる精密部品の数々。
超精密プラスティックの成形にのみ、こだわり続けた理由と技術を力強く話す若き経営者の言葉。
時間をかけてイメージしました。
この会社が持つ価値が何で、それをどうプロデュースすることがベターなのか。
多くの製造業のWebサイトを見ました。
同業であるエンジニアリングプラスティック成形を生業とするサイトも、もちろんのこと。
そして、1つのことに気が付きました。
どのサイトも、それに注目していないことに気づいたんです。
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