未来予想

日本ファッション協会によると、来年春夏の流行色は、シュールリアルなイエロー系なんですってね。

こんにちは、チームデルタの谷口です。

世の中には、来年、再来年を考えなければいけない人たちがいて、いっぽうで、僕のように消えた夏休みをいまだ引きずっている人もいます。
ついでに言うと、

X'mas、忘年会の話を聞くとムカつく
誕生日の話を聞くと、もっとムカつく

昨今です（笑）。

先日、とある上場企業から講演の依頼をいただきました。
来年の夏の依頼・・・
何だか、流れについて行けてないかもしれません（笑）。
とは言いながら、今年度の事業評価と来年度の目標が頭の中で交差してたりして。

来年を考えようにも「予測不能」な時代がほんの少し前にありました。
1992年、ネットの商用利用開始直後、当時の通産省と一部の企業、大学において、インターネットが生活に、産業に、いかなる影響を及ぼすか、調査/研究がなされ、僕もそのレポートの一部を書いていた頃、誰もが「半年後なんて予測不能」と言い切りました。

後にNetscape社を創設したマーク・アンドリーセンが、グラフィックブラウザ ”Mosaic" を世にもたらしたのがその翌年。
ジェリー・ヤンとデビッド・ファイロがスタンフォードの一室で、こっそりとYahooを誕生させたのは、そのまた翌年の話。

この頃は、その後のネット社会に影響大な「事件」の発生が日常で、だからこそ、オーソリティーと呼ばれる人すら予想できないのは当たり前でした。
ここ数年、ネット関連ニュースの「事件度」「驚き度」が小さくなり、逆に言葉の権威は高まっています。
まだまだ、成熟した大人になんかにならず、やんちゃでいてほしいネットの世界。

来年は、「権威を被った言葉」ではなく、「力をもつ実態」が新たに登場するでしょうか？

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