Vol.4 情報の流れを変革するのは・・・
プロトタイプが完成しようとしています。
音声読上げソフトを使うと、ページを構成するブロックは、全てスキップでき本文から分離された「見出し」部分のみの読上げも可能で、ページ内での自由な行き来を実現しています。
ついでに言わせていただければ、視覚に障害のない人たちにとっても決して不自然な作りにならないよう心がけてきたこともあり、我ながらよい出来栄えだと(笑)。
障害のない人、マウスの操作が多少不自由な人、そして視覚に障害をもつ人、それぞれに現時点で使える精一杯の技術と知識を投入しています。
どこぞの自治体サイト評価機関のご機嫌をちょっとうかがうような対策も(笑)。
「誰にでも使いやすくわかりやすい情報の伝達方法とは」
を、深い視点で考え直す貴重な体験でした。
新しい技術やソリューションが生まれようとも、それらを使いこなし、サイトにハートを移植するのは人の手なのだと。
今年度終盤から来年にかけて、日本中の自治体サイトのベンチマークとなることを目指しています。
日本全国の自治体数1800余。
多くは、そのエリアで最もページビューの多いサイトです。
これら全てに適切なアクセシビリティーが実装されたら、どれだけ多くの人たちに向けてスムーズに情報が流れるようになるか、、、想像するだけでエキサイティングです。
今回は少し自慢させていただきました!
でも、我々Webプロデューサーが技術と見識に裏づけされた自信をもって取り組んだ心あるサイトサービスは、情報の流れとスピードを変革するくらいの力を持ち合わせるんではないかと思うんです。
ここからCMS(Contents Management System)にこのノウハウを組み込むのは僕らの業務ではありません。
後はおまかせしましたよ、FU○IT○Uさん!(笑)
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