Webがもたらす自治体格差 #3
シティーセールスに取り組まないといけない時代が、もうすぐそこに来ている・・・
シティーセールス。
あまり聞きなれない言葉ですかね。
こんにちは、チームデルタの谷口です。
自治体サイトの主なターゲットは、
・その地域の住民
・その地域の企業
です。
このあたりは、どの自治体サイトも大きく変わらないと思います。
が、実は、自治体サイトには、もう1つの仕事が今後、強力に求められるんです。
そう、それがシティーセールス。
観光、農林水産物/工業製品の認知、販売促進、そして企業誘致。
それから、自治体が持つ(であろう)未開拓の宝石(の原石)を見つけ出しプロモートすること。
地域住民と企業にフォーカスした従来型の自治体サイトは変わるべきです。
シティーセールスにおいて、他の自治体から少しでも抜きん出るために。
これに付随して、新たなビジネスチャンスを生まれようとしています。
全国ネットを利用して時間をかけて自治体・行政への浸透を図ってきた大手ITベンダーには手を出しにくい分野です。
だって、彼らには、ブランディング/マーケティング/プロモーションのスキルは蓄積されてませんから。
併せて、自治体サイトは、アクセシビリティーというたいへんナーバスなポリシーとテクニックが必要になるもの特徴。
蓄積してきたノウハウ、すなわち、力が試されるところです。
そんな視点で、みなさんが住む街の自治体サイトを訪問してみるのもおもしろいかも。
「東国原知事」をお持ちでない全国の自治体は、どこも似たようなディスティネーションキャンペーンばかりにお金を使わないで、Webサイトを利用した自治体のプロモーションに本気で取り組まないと!
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