【売り物】だけが売り物じゃない・・Webマーケティングよりマーケティング #9
サイトのアクセス解析をある程度経験されている方であれば周知のことと思いますが、「企業情報」「採用情報」は、常にアクセスランキング上位に位置します。
それだけではありません。
「企業情報」、「採用情報」に力をこめられている企業(サイト)は、総じて自社のイメージ作りが上手です。
いつもテレビCMを流して、多くの人に認知が浸透している企業であればいざ知らず、従業員数が数10人~1000人以下、あるいは資本金が1億円に満たないような、中小/中堅企業であっても学生からのオファーが引きも切らない企業がありますがやはり、「企業情報」「採用情報」が魅力的な場合が多いように思います。
例えば、ほとんどのサイトにおいて、訪問回数が最も多いのは、1回、すなわち、新規訪問者であり、以降は極端に低下するのが常ですが、10回以上、数十回以上の総計が10%を大きく上回るようなケースがまれにあり、やはりここでも「企業情報」「採用情報」が魅力的なサイトが多いように記憶しています。
継続的に長く親しまれる企業(サイト)は「企業情報」「採用情報」に力を入れている、なんてことを言い張るつもりもないし、根拠もないんですが、少なくとも、この2つの情報を充実させるあるいは、魅力的にすることは、企業イメージの向上につながることは、当社の事例をもって数字として証明することができます。
多くの企業は【売り物】のPRに力を込めます。
ショウケースも美しく飾り付けます。
ですから、ここで差をつけるのは案外難しいことかもしれません。
でも、各社があまり意識を払わない情報を、訪問者はしっかりと見て、感じて、判断しています。
そして、わずかな努力の差が、知らないうちに企業イメージ、好感度に大きな差を生み出していると思います。
もしもあなたが、目の前の利益だけでなく、5年後の貴社の姿をイメージするなら、ぜひ【売り物】以外の情報を魅力的にすることも検討してみてはいかがでしょうか。