質問者│
小規模ショッピングサイトを運営しております。
アクセス解析の結果から、どうマーケティングに結びつければよいか、コツを教えてください。
ですが、羅針盤だけに頼る航行が危険なこともご存知の通りです。
こんにちは。
チームデルタの谷口です。
例えば、1,000円の商品が、月に1,000個売れているとしましょうか。
もしも、最低1,500個売れなければ損益分岐点を越えないならばそのために、何をすべきでしょうか?
例えば、100,000/月の訪問数があり、購買率が1%だと月100万円の売上になりますが
これが貴社の望む数字でない場合、購買率を2%にするにはどうすればいいでしょう?
粗利益が2割のA商品と、同じく4割のB商品にほぼ同じくらいのアクセスがあり、
A商品の売上が8割を占め、これを6:4までBの割合を引き上げたい場合、
どんな戦略をとるべきでしょう?
決済手前で離脱する割合が目立つようなら、どう対処するでしょうか?
貴社が想定(期待)したキーワード以外のワードでの訪問や予想外のページへのアクセスが多かった場合、何を考えますか?
これら、実践可能な目標を立てることと、それを達成するための戦略立案に向けた情報を提供するのがログ解析です。
運営方針、戦略立案は、もちろん、貴社の仕事です。
そのために、ECサイトを通して何を得たいのか、貴社にビジョンが必要なことは言うまでもありません。
ただ、アクセス解析では読めないことも多々あることを忘れないでください。
利用者が、貴社ECサイトを訪問し、他社ではなく貴社を選択する(あるいは、しない)
までの心理的変遷をもたらす多くの情報はログ解析から読み取ることはできません。
ログ解析では知りえない情報が何で、それを知るために何をすべきかを考えることは、サイト運営に大変役立ちます。
ご参考になれば幸いです。