質問者│男性
俗に言う「インターネット上の~」と「Web上の~」って言う場合、違いはありますのでしょうか?
あまりいないんじゃないですかね。
かく言う僕も、Web業界(笑)に15年も身を置きながら、曖昧に使ってたりします。
こんにちは。
チームデルタの谷口です。
本来、”インターネット”とは、TCP/IPプロトコルによる広域網を指します。
1992年の商用利用開始以前にも、JUNETと呼ばれるネットワークがありました。
実質的には、これが今の日本のインターネットの原型です。
いつの間にか、「(インター)ネットする」というような使い方が一般的になってきてますよね。
TV、新聞といった媒体の1つとして、”Web”とか”インターネット”が用いられる場合もあります。
Webは、WWWの略称であり、”インターネット上”で提供されるサービスの1つです。
他のサービスには、電子メール、Gopher(ほとんど使われなくなりましたが)、ネットニュースがあります。
Webは、”インターネット上”で提供される最も新しいサービスです。
先の”インターネット”に関する説明同様、こちらも、本来の意味が拡大されたり、応用されたりして、アッキー。さんが言われるような混乱に至っています。
たとえば、”Webビジネス”、”Webマーケティング” といった表現での”Web”は、広義にメールやホームページを使った集客、認知促進、ブランド構築の手段/手法のようにも捉えられています。
こうした側面から捉えれば、”Web”も”インターネット”もほぼ同意語とし使われているようです。
多くの人にとって、「(インター)ネットする」ことがWebブラウザでサイトを閲覧することを指すことからもわかるように、専門職でもない限り、一般的には、”インターネット”と”Web”はほぼ重なりあっていて、広義の捉え方をする場合に、あえて、”インターネット”と表現する程度の曖昧な認識で支障はないと思いますよ。
ご参考になれば幸いです。