質問者│男性
現在、探偵事務所を営んでいます。 以前にも質問させて頂き、皆様のアドバイスの元、Googleにおいて希望するキーワードである程度上位表示することが出来るようになりました。
yahooが今年末までにgoogleのロボットを利用すると知りまして、より一層googleでの上位表示を目指しSEO対策を強化しようと考えています。
まず、nofollow属性を使ったPageRankスカルプティングは意味をなさないとの事ですが、であれば発リンクを極力減らした方が、リンクジュースを減らさずに済むのではないかと考えました。
トップページに「会社概要」や「プライバシーポリシー」等のサブページ(?)にリンクさせるのは仕方ないとして、サブページには「トップページに戻る」のリンク一つだけにした方がよいのではないかと考えました。
私のサイトは、トップページを含む殆ど全てのページを相互にリンクさせていますので、個々のページの持つリンクジュースが分散されてしまっているのではないかと心配です。
そもそも、私の作ったホームページの内容が非常にニッチな分野である為、運良くgoogleにて順位が上がってきただけかもしれないので、リンクジュース云々を語るレベルに達していないのかもしれませんが…
また、リンクジュース漏れ(伝わり?)というものが、そもそもトップページから他のページ(サブページや外部リンク)に対してのものであって、サブページ自体にはリンクジュースというものが存在しないのでしたら、そもそも私の心配が無用のものではあるのですが、サブページにもリンクジュースというものがあるのでしょうか。
また、逆に、サブページ同士の相互リンクを廃止してしまうと、サブページはトップページからの恩恵しか受けないことになり、サブページが個々に持つ特定キーワードでの検索順位が下がるのではないかとの不安も生じます。
また、別の質問内容となりますが、ページ数を増やした方がサイト全体の評価が上がるとSEO対策サイトに書いてあったのですが、ページ数を増やすに際してもトップページのリンクジュースの減少に配慮し、トップページからリンクを張るのではなく、サブページの更に下の階層に張る形にした方がよいのでしょうか。
『飲むに足らないリンクジュース』のインとアウトの配分をちまちま気にするよりも、ページが持つ情報の価値を上げる、すなわち、あなたのサイトを訪問する人への満足度を向上させることに意識と時間を割いてはいかがですか?
リンクジュースの流出を懸念するのは、そのページが十分な評価を得られてからでも遅くはないですよ。
こんにちは。
チームデルタの谷口です。
とも探偵さん、相変わらず、よくお勉強されてますね。
ただ、視点がミクロ過ぎませんか?
もともとページランクスクリプティングは、大規模サイトにおける特定ページのジュースの温存に有効な手段でしたよね?
たかだか、nofollow属性によるジュースのコントロールができなくなっただけのこと。
小規模、あるいはどこにでもある程度のサイトであれば、どのようなナビゲーションの設計をしようが、内部からのジュースの恩恵なんて微々たるものです。
だって、PRゼロだの1だの、そんな評価の低いページからのジュースが、気にされるほどの影響力を持つと思います?
そもそも、同程度の評価を持つすべてのページが相互にリンクされている状態、すなわち、イン/アウトのリンク数がおおよそイコールの場合、リンクジュースによる恩恵と損失の差は、すべてのページにおいて、理論的にゼロですよね。
あるページが持つリンクジュースのインの総計とアウトの総計は常にイコールですので。
とも探偵さん。
おそらく、本件のようなリンクジュース対策においては、あなたが何をしようと、サイトにもたらすメリットもデメリットも極めて微少です。
何も気にすることはありません。
気にすべきは、
『あなたの情報が、『訪問者』に何らかの利益を与え、『顧客』に転換させる』
ことができるか否か、です。
そして、『訪問者の利便性』 『訪問者の使い勝手』 『貴社の利益』を熟慮の上で、ナビゲーション(ページ間リンク)を設計してください。
ご参考になれば幸いです。