質問者│
高齢者の方へ、情報やサービスをご提供するサイトを作ろうと思っています。
ユーザーは60代以降をターゲットとして考えております。この世代向けのサイトとして、配慮するべきことがありましたら教えてください。
高齢者に対するWebサイトでの配慮。
普通に考えてみてください。
こんにちは。
チームデルタの谷口です。
高齢の方々にとって、役立つこと、便利なこと、うれしいこと。
そういう、訪問者への気持ちのこもった配慮は、アクセシビリティー(あらゆる利用者に情報の閲覧がどの程度配慮された状況にあるかを示す)の向上だけでなく、おのずと、サイトで提供される情報にも生かされるはずです。
テクニカルな指針に沿うことも大切ですが、サイト運営者の心遣いや気持ちが込められたサイトは必ず形にも情報にも反映されるはずですよ。
高齢の方々を一くくりに考えないことも大切です。
貴社Webサイトに情報を求める方々は概ね知識欲が高いと考えます。
セカンドライフを知的好奇心で満たしたいと思う方々をイメージしてみてください。
■制作ガイドライン(テクニカル情報)
・W3C:Webコンテンツ・アクセシビリティに関する指針1.0日本語訳
・総務省「みんなのウェブ」
・高齢者や障害者にもやさしいWebの指針(JIS X8341-3)
JIS規格番号に”X8341-3”と入力
■アクセシビリティチェックツール
以下ツールの一部が役に立つはずです。
・IBM aDesigner(高齢者/ロービジョン対応評価)
・Fujitsu ColorSelector(背景色と文字色の組み合わせ評価)
でも、ツールにできるのは作られたコンテンツの評価まで。
何よりも、高齢の方々に対する貴社の気持ちを大切にしてください。
ご参考になれば幸いです。