質問者│
企業のブランディング活動において、特に「Webブランディング」を行うにあたって何か重視するポイントはありますか?
通常のブランディングとの手法の違いを教えてください。
ネットとリアルでは心理状態が大きく違うということです。
こんにちは。
チームデルタの谷口です。
ネットを利用している時間、人は最もパーソナルな心理状態にあります。
社会的繋がりや制約から解放され、自由でわがままな時間を過ごしているわけです(笑)。
ネットでは、情報を発信する者と情報を得る者の立場は心理的に対等です。
ネットの双方向性が一段とフラットでイーブンな関係構築に寄与します。
TVCMに大ブーイングが起きることはまれですが、同じPRをネットで展開した場合、あちこちで炎上することがめずらしくありません。
○onyさんや、 Do○oMoさんがコミュニティーでやらかした失態は、記憶に新しいところです。
これは、上記心理状態と客との関係を見誤った事例です。
今ふうに言えば、ネットの空気が読めてないってところですね。
以下を参考にしてみてください。
サイト訪問者の心理
さて、そんなWebでのブランディングをどうするかですね。
ネットでは価値観がパーソナルに分散されます。
彼らは(僕らは)、権威やブランドをありがたがらない代わりに、自分の価値にフィットしさえすれば、企業の規模、ブランド力に関係なく反応します。
共感できる何かを見つけさえすれば、ファン心理が生まれやすい土壌であるのもネットの特徴。
そして、彼らは、こっそりとわがままに書き、情報は伝播しはじめます。
まだ多くの人に知られていない商品に高い付加価値を見出す人もいます。
ネットでは小さな巨人が既にたくさんいるでしょう?
参考事例です。
成功の理由
また、SEOは既にブランディングの一手段です。
10万回/月使用されるキーワードでトップ10を獲れば、TVCMをしのぎます。
ご参考になれば幸いです。