質問者│大阪府・男性・36歳
先日IPアドレスの分散によるSEO対策をするという業者から電話がありました。
実際に効果はあるのでしょうか?。
いずれ、こういった作為的対策は、Yahoo・Googleから不正(スパム)として扱われる可能性があることを承知の上で導入をお考えください。
いえ、導入すべきではないとお伝えしておきましょうか。
こんにちは。
チームデルタの谷口です。
おっぺけぺさんからお問い合わせいただいている件は、SEO対策として大きな効果が期待できる外部リンク(バックリンク)を、自然発生的に得るのではなく、「購入する」という安易は方法の1つです。
確かに、検索サイトが外部リンクを評価する際、IPアドレスを確認するのは事実です。
簡単に言うと、従来の外部リンクの販売の多くは、「単一IPアドレスによるリンクファーム」から、おっぺけぺさんのサイトにリンクを張ることで大量の外部リンクを提供するという仕組みでした。
Yahoo/Googleなど検索サイトにしてみれば、あまりに作為的で不自然ですよね。
だから、IPアドレスをたくさん用意することで、自然発生的な外部リンクに見せかける、という方法を考えだしたのが、今回の件ですね。
IPアドレスの文さんの幅(クラス)の広さを「売り」にする業者もいるようです。
いずれの方法も不正であることに変わりはありません。
現時点で、不正としてペナルティーを受けるか否かではなく、将来的に貴社サイトを通して利益に貢献するかどうか、という視点から、どのような対策が必要かをお考えください。
貴社サイトへの訪問者が増えても、貴社に利益がもたらされないSEO対策はただの無駄な出費ですよね。
よろしければ、こちら(SEOの本質 ~ 正しい理解なくして成功なし)もご覧ください。
ご参考になれば幸いです。