キーワードの選定

必ず勝てるSEO原理原則50選

キーワードの選定

SEO

SEOテク13:サイトキーワード(テーマ)とページキーワード(テーマ)

SEO対策において、キーワードの選択は、最も大切な作業です。

キーワードの選定には、まずテーマ(いくつかのキーワードからなる短い文章)を考えなければなりません。

キーワードには、サイトキーワードとページキーワードがあります。

サイトキーワードは、まさに、サイト全体(場合によっては貴社業務全体)を言い表す最も大切なキーワードです。

ページキーワードは、そのページの内容を表す重要なワードです。

サイトキーワードも、ページキーワードも、複数選択することができますが、それぞれ数が増えれば増えるほど、キーワードのスコア(評価点数)は相対的に低下します。

できるだけ絞り込んで少なくすることが、そのキーワードで上位ヒットする可能性が高まります。

キーワードは以下のように階層化すべきです。

これにより、サイトキーワード、各ページのキーワードは、2,3のワードに絞ることになっても、サイト全体では、たくさんのキーワードを設定することが可能になります。

もちろん、キーワードが選定できるということは、テーマが決まっているということです。

サイトのテーマ、各ページのテーマを決めるためには、貴社の経営におけるWebやITを使った戦略が既に明確になっている必要があります。

すなわち、キーワードの選択を行うには、サイトの設計のみならず、インターネットを利用した貴社の事業戦略が事前に検討されている必要があるということなんですね。

SEOテク14:ビッグキーワードとスモールキーワード

広い概念を持つキーワード、例えばよく使われる一般名詞など、検索サイトでたいへん利用頻度の高いキーワードをビッグキーワードといい、その逆をスモールキーワードといいます。

ビッグキーワードで上位表示できればそれにこしたことはありませんが、現実には大変厳しい状況です。

しかし、ビッグキーワードで上位ヒットしても何ら効果のない場合(そういう事業、業種、業態、顧客)も多々あります。

貴社が最も望むターゲット層が利用するであろうキーワードを選定することが何よりも大切です。

また、複数のスモールキーワードで検索ケースのほうが、ビッグキーワードで検索された場合よりも成果に繋がりやすいことも確認されています。

それは、利用者の具体的な目的により沿ったキーワードがスモールキーワードであるためと考えられます。

例えば、「中古車」はビッグキーワードです。

でも、「中古車」で検索した人の目的を知ることはできませんが、
「中古車 査定 千葉」と検索した人の目的はある程度想定できます。

このキーワードで検索して上位に表示された場合は、より確かなビジネスチャンスが生まれる可能性があるということです。

サイトキーワードを「中古車 千葉」

各ページキーワードを「中古車 販売」「中古車 査定」「中古車 買取」というような構成としておけば、それぞれ明確な目的をもった検索で上位ヒットの可能性が高まります。

SEOテク15:選定の判断

  • 関連後/類似後
    「真珠」には「パール」という別表現があります。
    「眼鏡」には「メガネ」というカタカナ表現もよく用いられます。
    各検索エンジンは、曖昧検索機能を高めていますので、類似語対策は今後減ってくるかもしれませんが、それでも、別表現、同意語がある場合はキーワードとして検討しましょう。・
  • 誤字、略字
    これも、曖昧検索の性能が高まれば考慮しなくてよくなりますが、当面、よく起こりやすい誤字、略字を持つキーワードなどは、別にページを作って、そちらの キーワードに、誤字、略字キーワードを設定し、その別ページから本来のページにリンクを張るという対策を採ることでせっかくのチャンスの取りこぼしを防ぐ ことができます。
  • 難しい語、格好つけた語
    同じ意味でも難しい言葉(かぜ、風邪を感冒としたり、子供をキッズとしたり)は、検索ではあまり使われない傾向があります。
  • 地名
    地域性がビジネスに影響する場合、地域をあらわすキーワードを含めることで上位表示の可能性が高まります。
    また、地域キーワードに、「県」「市」「区」を含めるか否かは、業務や業態によります。
    買い物目的や店舗を探すのに、「○○区」とすることはあまりないかもしれませんね。
    商品や客層のターゲットにより判断することが大切です。
  • アルファベット
    アルファベットで検索することは一般的ではありません。
    和製英語、外来語として認知されている場合は、ほとんどがカタカナで検索されます。
  • 名詞と動詞
    複数ワードで検索される場合、1つが名詞で、1つが動詞となるケースが多々あります。
    例えば「○○(を/に)○○(する)」 「中古車 査定」「中古車 買取り」といったケースです。
    利用者に明確な目的がある場合、名詞+動詞(を含むワード)となるケースが多く、そういう利用者への上位ヒットはコンバージョン(買う、問い合わせる、資料請求するなど)に結びつく傾向があります。
  • 競合企業(サイト)
    競合サイトが使うキーワードも意識してください。
    あえて避けるのか、進んで同じキーワードを使ってより上位をめざすのか、いずれにしても、利用頻度の高い競合キーワードの検討は大切です。
  • キーワードの順序
    検索順位を決める要素には、キーワードの順序も含まれます。
    利用者が使ったキーワードとその並びに近いほど上位表示される可能性が高まります。
    例えば、「ピザ 宅配」と検索された場合、「宅配ピザの○○」 よりも「ピザの宅配なら○○」のほうが、他の条件が同じならば上になります。
    これを、フレーズの一致と言います。

SEOテク16:季節やイベントワードを組み合わせる

「紅葉」「クリスマス」「母の日」など、季節ごとに、イベントごとに注目されるキーワードをタイミングよく組み込みます。

SEOテク17:商品の特徴、販売方法を組み合わせる

「ノートパソコン 軽量」「寿司 宅配」「サプリメント 通販」など、商品とその販売方法の組み合わせはキーワードとしてよく利用されます。

SEOテク18:商品/サービスを必要するトラブル原因を組み合わせる

「洗剤 大掃除」「リフォーム 雨漏れ」というふうに、その商品を必要とする原因はキーワードに使われることがよくあります。

SEOテク19:競合調査

以下の方法で、既に上位ヒットしている貴社の競合サイトの実力を評価します。

  • 公共団体、大企業か否か(そうであれば、そのキーワードは避ける)
  • Googleページランク
  • インデックス数
  • バックリンク数と質 3位と10位のサイトについて上記を以下のツールを使用して調査します。

<<ツール3:SEO自社/他社対策調査>>

競合サイトに公共団体、大企業が含まれず、バックリンク数百あるいは1000を超えるようなサイトがなければ、貴社も上位を狙えるチャンスは充分にあります。

ホームページ制作でビジネスを飛躍させるマーケティングメールマガジン

ホームページ運用マーケティングコラム

Web戦略・SEO・トラブルサイト運営Q&A

次はあなたの番です。

tel:0432932816

平日10:00〜12:00 13:00〜18:00 土日、祝祭日は定休日