情報と顧客は公開する人の元に集まる
1.惜しみなく公開するということ
実は、これ、弊社の信念なんです。
そんなアホな、、、、って声が聞こえてきそうですね(笑)。
いえ、でも、これは、ネットをビジネス利用される貴社にも、是非耳を傾けていただきたいテーマなんです。
私は、ここ数年に渡って、700社を超える企業の経営者、Webマスター、ネットビジネス担当者の方々のお話を聞き、また、アドバイスをしてきました。
日本におけるインターネットの商用利用が開始されて間もない頃から、この仕事に関わっています。
インターネットがもつポテンシャルが、今ほど明確に見えていない時代から、仕事に、生活に、趣味にと、その活用方法を模索してきた一人でもあります。
その間に積み上げてきたノウハウや信念もいくつかあります。
私が今、こうして、貴社にお伝えしている言葉も、それら積み重ねてきたものの1つです。
弊社では、そして私は、これまでのキャリアから得た情報は、惜しみなくこのサイトにおいて時間の許す限り公開していきたいと考えています。
ネットをビジネスに活用したい
ネットの活用が思うように進まない
優秀な業者を探したい
聞きたいことを教えてくれるブレーンがほしい
ネットマーケティングを勉強したい
など、さまざまな要望をもつ企業・団体のご担当者が適切な判断ができるよう、また、その助けになるよう、これからも私の持つ情報を公開していくつもりです。
また、私と同じく、ネットビジネスのコンサルタントや、Webマーケティング、ホームページの企画、構築、Webシステムの開発などを生業とする企業の方々にも等しく、このサイトを利用して情報を提供します。
それじゃ、商売にならないでしょう? と言われます。
ですが、弊社では、このスタンスを変えるつもりはありません。
もちろん、弊社サイトに掲載されるコンテンツの全ては、弊社が権利を所有しています。
ですが、参考にして自社にお役立ていただいたり、印刷いただくぶんには一向に構いません。
適切な利益が出なければ弊社の経営は成り立ちません。
ですが、今のところ、おかげさまで成り立っているようです(笑)。
こうして弊社が培ってきた情報を多くの方々に惜しみなく公開することも、あながち間違ってはいないようですね。
2.情報公開に見る企業の自信と信頼
弊社では自己完結できない業務があります。
例えば、司法書士さん、税理士さん、社会保険労務士さんなどにお願いする仕事です。
まったくお付き合いのないこれら事務所から1つを選ぶ際、私はいつも1つの方法を使います。
それは、
より多くの情報をわかりやすくホームページに公開していること
です。
なぜでしょう?
それは、その事務所が、自らの業務に自信を持っていると判断するからです。
私は、この事務所が公開する情報を知ることで、それらの業務を自らやろうと思えばできるかも知れません。
ですが、私はお願いすることにしています。
その間、私は本来の業務を効率よくこなす事ができるからです。
ならば、結局は、どの事務所に依頼しても同じでは? ということにもなるかも知れませんが私の考えは少し違います。
情報をわかりやすく適切に公開できる企業とそうでない企業の決定的な違いは、
業務に対するスタンスと誇り
です。
わかりやすく言うと、情報公開をマイナス要因と捉えず、ポジティブに業務に取り組む姿勢に私はその企業の自信と信頼を感じるのです。
情報を制限したり、有料化するのは、しなければならない何らかの理由があるからでしょう。
そこに私は、その企業のマイナス要因を感じるのです。
それは一種の不信感に結びつくように思えます。
一部の人たちだけを囲い込む戦略を企画し情報を制限する企業が多くありますが、今のインターネットの利用を見るとコンテンツの有料化は極めて稀です。
一部の情報で釣って、囲い込んで制限をして、この先は有料なんてせこい商売はネットではもう成り立ちません。
前振りした情報に興味を覚えれば覚えるほど、閉ざされた時の悪い印象は増大します。
だって、どこかのアダルトサイトみたいでしょう?
3.利用者の気持ちをぽきん折る・・・
貴社にもホームページで公開しようと考える情報の中に、”これは見せたくない”と思われるものがあれば、再考してみてください。
途中まで見せて、「ここから先は、お電話ください」としたときに、貴社サイトの訪問者がその瞬間、どんな気持ちをいだくかを。
貴社の優れた情報を、いかに包み隠さず公開したいと考えたとしても、おそらく、その半分も公開することはできないでしょう。
あなたの、そして貴社の頭脳の全てをネットには乗せ切ることなど不可能なんです。
にも関わらず、つまらない情報操作をして、せっかく貴社に興味をもった訪問者のテンションを一気に下げてしまうようなことをしては本末転倒もいいとこです。
好印象を得られたかもしれない利用者の気持ちを、ぽきんと折ってしまうようなことはするべきではありません。
一部情報を隠して、ここから先は、有料で、とか、営業にお問い合わせください、なんてスタンスは、もう、やめましょう。
貴社の情報にもともと価値があるなら、親切な情報公開は顧客に確実に好印象を与えます。
情報を公開するのは、企業にとっては勇気がいることかも知れません。
貴社ならどちらを選びますか?
そんなことを考えていただく機会になれば、この情報を公開した私としては幸いです。