言葉の権威 .VS. ビジネスに取組む姿勢 #2
IT/Web業界は、昔から「新しいお祭り」を必要とする体質を持っています。
そう、新しいお祭り。
こんにちは。
チームデルタの谷口です。
07年を代表する「お祭り」と言えば、、、、
その1つは、ご推察の通りの「セカンドライフ」。
そして、媒体を切り売りするのが本業の某大手代理店が仕掛けたセカンドライフのビジネス利用。
「セカンドライフ元年」とまで言われた当初の隆盛も、年後半には大失速、、、、
既にどっぷり斜陽なのはご存知の通りです。
早い者勝ち的短期決戦でメディア露出を増やしたわずかな企業には、多少なりともメリットがあったかも知れません。
が、これから利用を考える企業にとって、今さらメリットがあるとは思えません。
無人の街並みは、過疎の村より100倍不気味です(笑)。
今年前半、セカンドライフという新たなステージを利用した戦略をぶち上げた記事を読んでみてください。
わずか半年後の今、「昔はこんなことを書いた人がいたんだなぁ」なんてタイムトリップ気分が味わえます(笑)。
まさに、お祭りが終わった神社の翌朝の風景のごとく・・・。
これは、セカンドライフのポテンシャルの真偽よりも、むしろそれを利用した作為的なプロモーションで「本物」を感じさせることができなかった、、、、より端的に言えば、上記某代理店の戦略に「ニセモノ」臭さを感じる人/企業が多かったということではないかと。
WEB2.0の名の下に、オールドメディアや広告屋さんが、旧来の考え方/方法で、どっさりとモノとカネをつぎ込んでも、そこには肝心のユーザーがいない(あるいは、引いてしまう)、、、なんて失敗、今年はあまり見たくないですね(笑)。
リアルであれだけのブランドを築いてきた彼らも、ネットでは時々こけます。
mixiでだったり、ブログでだったり。
なんででしょう?
それは、、、また別の機会に。
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