話上手が成功するわけではないというお話 #1
年末にかけての宴たけなわのこの頃。
そろそろ、みなさん、内臓をパマリカン島に送って、ブドウ糖液に浸してリフレッシュさせてあげたほうがよい頃ではないでしょうか?(笑)
こんにちは。
チームデルタの谷口です。
実は、僕は、声フェチであり、話し方フェチなんです。
まぁ、自身がセミナー/講演を生業の1つにしているせいもありますが、ある種の声と話し方にはことのほか興味を惹かれます。
魅力的な声、魅力的に話し方というのは、他国の言葉であっても惹かれてしまうことがあります。
例えば、ハリウッドの名優、ロビン・ウィリアムス。
彼がスクリーンで話す内容の1/3も僕には理解できません。
でも、彼の話し方にはとても惹きつけられます。
セリフが長くなればなるほど、その魅力は増すようです。
コメディアン出身の俳優さんには、こういう魅力的な人が多いような気がします。
みなさんを前にしてお話する機会をいただいた後、受講者の方々から時に
『縦板に水のような話し方で、例えウソであっても真実に聞こえてしまう』
なんてコメントをいただくことがあります。
ウソであっても・・・
ウソ言ってませんから!(笑)
でも、残念ながら、今の僕には、ロビン・ウィリアムスほどに人を惹きつける話術はありません。
何をすれば、多くの聴衆のハートを鷲掴みにできるんでしょうね。
僕の来年の目標の1つです。
今月は何だかテレセールスの多い月でした。
おもしろいもので、秒殺するときもあれば、忙しいのわかってて、つい、話を聞いてしまう場合があります。
少なくとも、何を目的に電話してきたのか、10秒以内に語らないケースは、問答無用で受話器を置くことにしています。
だって、一方的で身勝手な目的のために、せっかくの人の思考を中断させるなんて、場面によっては許せないですよね!
でも、僕にはウィークポイントがあります。
このポイントにばしっとフォーカスするような話し方をされると弱い・・・
たとえば、緊張感にまみれながら、一生懸命に話をする人。
受話器の向こうのてのひらの汗を容易に想像できるような、たどたどしい話し方の新人くんとか。
振り返れば、約1年半前。
僕のこのウィークポイントを機関銃の連射のごとく見事に突きまくった、おそろしくへたくそな営業で僕にAAPへの出展を決意させた人がAllAboutにいます。
当時新人のOくん。
あまりに的を得ない話に、こちらが先読みして補完してあげないと会話が続かない。
1つでも質問すれば先輩の応援が必要になる。
まぁ、一言でいえば、忙しい時にはあまり時間を割きたいくないお相手というか・・・(笑)。
何がトリガーになったものか、自分自身で理解に苦しみますが、おかげさまで、今日もこうしてコラムを書いているわけです。
多くの専門家が日々リリースする多くのコラムを目にするたびに背中をつつかれ、既に休暇入りした今も、きれいな朝の光を浴びながら、そろそろコラム書かなきゃっ!って脅迫観念にかられる生活を強いられてるわけです(笑)。
ひょっとして、こういうのをモチベーションって言うんでしょうか?(笑)
でもね、実は、AllAboutの新人くんがもたらした、時にいやいや、、、いや、決していやいやではないながらも、忙しい日々の中、書かなきゃ!って気にさせるこの環境が成果をあげてるのも事実だったりするんです。
1年半前にもたらされた、たった1本のへたくそなテレセールスが、少なからず当社の成果に関わることになろうとは思いもしませんでした、って話、、、次回はもう少し具体的に。
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僕のコラムをお読みいただいている方々、AllAbout事務局、そして、仕事での関わり合いを持つことができた素晴らしい専門家の方々、今年は大変お世話になりました。
これにて年内のコラムを終了いたします。
また来年、みなさんの目にふれるときまで、少しのんびりさせていただきます。
良いお年をお迎えください。
今日した いいこと
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落ち葉拾いと大掃除
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