不安になるヒマがあるなら、人が笑うくらいの目標を口にしよう
僕は大ボラ吹きでも、ビッグマウスでもありませんが、わりと脳天気な人間です。
いい加減なところも少々あり、原稿の期限を忘れたフリも時々します(笑)。
こんにちは。
チームデルタの谷口です。
先日、ある雑誌に僕のメッセージを掲載いただきました。
大学3年になると、学生諸君は就活で気もそぞろ。
ゼミなんかで熱い議論を戦わせてる場合じゃない、、、、こんな状況を決して好ましいとは思いませんが、現実は厳しい。
2012年卒業の学生諸君の就活は既に始まっています。
そんな中、発行された、 『日経BPムック IT業界徹底研究就職ガイド 2012版』。
「IT業界」で働くことを希望する学生のための就職ガイドブックです。
この中の、「特集3 自分の道を拓く! IT業界の先輩、6人の体験談」のトップバッターとして、昔話や業務やお客様へのスタンスについて話す機会をいただきました。
20歳の時の事故により、僕のサラリーマン人生が始まったのは30歳。
同期と比べ、おおよそ10年遅れのスタートでした。
30歳にして、金なし、スキルなし、人脈なし。
でも、あの頃、僕は、とても晴れやかな気持ちでした。
30歳にして、手取り9万円少々のスタートではありましたが、ようやく病院を出ることができ、親元から1000キロも離れた知らない土地にアパートを借り、小さな車を所有し、僕の新しい人生をスタートさせることができたんですから。
不安を数えたり、ネガティブなことを口にするヒマがあったら、人があきれて笑うくらいの目標を口にしてください。
避けられない不安に呵まれないでください。 時間の無駄ですから。
回避できない明日に恐怖したって何も改善しません。
やり過ごすこと、受け入れること、そして、切り替えることを早く学んでください。
だいたいのことは、あなたが思うほど最悪ではないし、あなたの不安の実体は、あなたが思う3分の1程度の不安でしかないことを知ってください。
あなたにとってネガティブな要因の多くは、あなた自身がより大きくしている可能性があることを知ってください。
あなたの前に立ちはだかる壁は、ひょっとすると、あなた自身が高くしてしまったのかもしれないことを感じてください。
だいたいのことは、やってみれば何とかなった。
僕の実体験です。
小さな小さな成功体験の積み重ねが、あなたを強靱に仕立ててくれます。
『不安』 の裏側には 『自信』 が隠れています。
リバーシブルなあなたのハートをいつも陽気に着こなす方法を身につけてください。
「20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義」で有名な、あのティナ・シーリング女史も言ってます。
『幸運は自分で作れる! そのためには、外向的で楽天的たれ、そして可能性を求めよ』 と。
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