小さなサイトの差別化戦略 #2 ~ 懸念
重くて場所を取り、引き取り・処分に大きな費用が発生するピアノを丸ごと無料でお引き取りするというビジネスには確かに潜在的な顧客がいそうでした。
僕の調査でも、そのあたりの需要はありそうで、ビジネスは十分に成立しそうに見えました。
ある1つのことが判明するまでは。。
こんにちは。
チームデルタの谷口です。
実は、古くなったピアノを『全部丸ごと無料でお引き取り!』のビジネスには先達がいました。
でも、ありがたいことにそれらのサイトには明確な戦略らしきものが見あたりませんでした。
それらがアピールするのは、
・無料であること
・取扱エリア
だけ。
これだけなら、僕のクライアントの参入に大きな支障はないはずでした。
が、突然、抜き差しならない事態が生じました。
この会社と差別化できない限り、商売そのものが成り立たないのではないかと懸念されるほど強力なサイトが公開されたんです。
日本最大のピアノ製造メーカー。
そのメーカーが古くなったピアノの引き取り業務をサイトでアピールし始めたんです。
企業規模、知名度、信頼性。
どれ1つとっても、僕のクライアントが叶う相手ではありませんでした。
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