小さなサイトの差別化戦略 #3 ~ 10ページで勝つ
僕のクライアントの事業の妨げる大きな障壁であり、何としても差別化しなければ商売が成り立たないのではないかと懸念されるほど強力なサイト。
まさに、日本最大のピアノ製造メーカーであり、古くなったピアノの引き取り企業。
企業規模、知名度、信頼性。
どれ1つとっても、僕のクライアントが叶う相手ではありませんでした。
こんにちは。
チームデルタの谷口です。
このメジャー企業サイトとどのように差別化していくか・・・
製造元による引き取り・回収サービスというアドバンテージを埋め合わせるのは容易ではありません。
ただ、僕は早くから、『ピアノ』という家財の特殊性に気づいていました。
単なる『無料サービス』だけでは、
・顧客を惹きつける魅力
・選んでいただける理由
にはならないと感じ始めていたんです。
ピアノの所有者と『彼女たち』がピアノと過ごしてきた『時間』をイメージした時、確信しました。
ピアノという商品が、所有者やその家族とどう関わり、どのような時間を過ごし、そして今、手狭になった家の中で無用な家財として扱われるようになったのか。
いえ、正確に言えば、
『無用』な家財
ではなく
本意ではないけれど、諸事情から手放さざるを得ない家財
なんですね。
戦略のキーワードは、『彼女たち』が過ごした『ピアノ』との『時間』でした。
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