成功の理由 -3.付加価値
"- 2:確信"から少し時間が空いてしまいすみません。
日本人は、特定の食べ物にことのほかこだわりをもっています。
米、味噌、酒、蕎麦、水。。。
あなたにも1つくらいありませんか?
スーパーの4,5倍の価格であっても買ってしまうくらいのこだわりの逸品が!
スーパーでは高付加価値商品は売れません。
スーパーは値付けが大切な場所だからです。
リサーチの最初の段階で、
ログ解析
競合調査とテーマの洗い出し
は行っていました。
結果、集客するだけなら10万PV/月もビッグキーワードでの上位ヒットも容易なことでした。
でも、それではこの企業のブランド構築はできません。
SEOは売るための理由
にはならないんです。
僕が頼りにしたのは唯一「舌が感じた一滴の価値」でした。
あまりに売れないと造り手は自信を失い、培ってきた技術や伝統にすら懐疑的になり、戦略にブレが生じ負のスパイラルに陥ることがあります。
受けつがれてきた誠実な努力を「信念と確信」へと昇華させるために必要なこと。
それは「第3者の評価」です。
それもオピニオンリーダー級の。
僕が最も戦略的に取組んだのがターゲットのドラスティックな変更でした。
付加価値の高い日本人好みの食品に喜んで4,5倍のお金を落とす顧客層。
500mlのしょうゆ一本=280円
ではなく、
人の手間が生み出す、わずかな「差」に価値を見出せる人
がこの企業の新たな顧客として必要でした。
価格を頼りにする人と独自の価値基準を持つ人。
その違いは?? その切り分け方法は??
その答は、意外と簡単に見つかりました(笑)。
ともに一人の人が併せ持つ左右の横顔
だったんです。
では、ジキル博士にこちらを向いていただきましょうか。
参考:ホームページ訪問者の心理
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