Googleはアダルトがお好き!?
4/23にYSTアルゴリズムのアップデートが行われたことはご存知の方々も多いかも。
こんにちは。
チームデルタの谷口です。
Yahooでの検索結果では、入替え量、移動量ともにおおよそ定常的変更レンジに収まってるようです。
その少し前、Googleでも、僕が行っている定点観測のいくつかのキーワードで割と大きな移動が発生してるんですが、Googleは元来、毎日のように軽微な移動があることも含め、僕にはアルゴリズムが読みにくいんですよね。
さて、今日はそんなGoogleの検索結果に対する興味深い記事から。
ITmedia News 「DVD 販売」のGoogle検索結果にびっくり」
Amazon.co.jp以外のDVD販売サイトを知りたいと思い「DVD 販売」で
Google検索して驚いた。
検索トップを含め、結果1ページ目は8割方、「裏DVD」「無修正DVD」
などアダルト関連のリンクだったのだ。
普通のDVD販売サイトを探していた記者(♀)は困ってしまった。
たまたまこうした業者のGoogle向けSEO対策がうまかった、では済まされないかもしれません。
だって、Yahoo/Googleなど検索サービスが広告収入で成り立っている以上、検索精度の向上こそが大切なミッションであり、そのための膨大な投資の理由は、とりもなおさず、利用者の意に沿った検索結果を提供し、それを妨げる要因を排除することですから。
もしもこれがGoogleアルゴリズムにとって正しい結果とするならば、「DVD 販売」で検索する人の多くは、アダルトコンテンツを求めている・・・
ということになりますよね(笑)。
いかがでしょうか、男性諸兄殿?
スパム認識とペナルティーがほとんど行われていなかった頃には、こんな結果を表示することがよくありました。
因みに、Yahooでは同じキーワードでも、アダルトサイトはほんの少ししか含まれていません。
僕が今回のことを、とても不思議に感じたのは、一般的によく使われるキーワードを用いた検索で、アダルトサイト等、利用者が望んでない情報が上位を独占してしまうような検索結果が表示されることは既にない、と思っていたからでした。
検索順位を決定付けるアルゴリズムとは別の考えに基づく、ある種のフィルタリングが行われているはずだと思ってたわけです。
にも関わらず、この結果です。
常にインテリジェンスの先端を垣間見せるGoogleにも、未だ人間くさいところが残ってるのかもしれません(笑)。
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