Web戦略 #4 ~ 現場主義
Webサイト構築において、
・課題抽出
・戦略立案
・集客計画
・視覚戦略
・プロモーション
・SEO
いずれも現場を踏まずして、実現は不可能だと僕は考えています。
こんにちは。
チームデルタの谷口です。
最近、インタビューや執筆の依頼が多くなってきました。
インタビューする側の方々の多くは、僕の経営者としての側面を捉えようとし、既に現場から離れた立場にあるように思われることもあるみたいですが、こうして、いつものように土曜日の早朝、ココアを片手にコラムを書いてる今ですら、僕は現場のプレーヤーであり、実践主義のWebプロデューサーだと思っています。
だから、現場なくして僕の仕事は成り立ちません。
Webの利用を前提とした経営戦略であれ、プロモーションであれ、パブリックリレーションであれ、それらが形に落とし込まれた成果は常に、テキストであり、グラフィックスであり、それらをレイアウトし展開した小さな画面です。
簡単に言えば、何度も足を運び、取材して得られた情報と調査がもたらす結果を基に、情報の整理と選別を行い、蓄積してきた独自のナレッジを加え、最終的にはクリエイティブワークを駆使して生まれた、いわば、僕らの活動のすべてを反映した成果は、テキストとグラフィックスだけに集約されてしまうんです。
だから、一行のテキスト、一片のグラフィックスと言えど、僕らが生み出す成果は、決して軽いものではありません。
大切なクライアントに正面から向き合って、多くの時間を費やすことから生まれる唯一無二の成果です。
そのくらいの努力なくして、星の数ほど存在するサイトの中から、そして多くの競合企業の中から、
『選ばれる理由』
を創り出すことなんてできるわけないですよね。
Web戦略 #1 ~ 選択から始めたこの連載で取り上げてきたプロジェクトがもうすぐ佳境を迎えようとしています。
見せ方にも、使い勝手にも、そして、テキストにも多くの時間をかけたおかげで、クライアントからも強い支持をいただきました。
チームデルタのプロジェクトにおいては、成果の提示に対するクライアントからの修正依頼がほとんどありません。
これは当社の大きな特徴だと思っています。
視覚戦略を含めてデザインとテキストの修正はまず発生しません。
デザイナーへの修正依頼は、僕やディレクター、すなわち社内から出るものがほとんどです。
僕らが提示する成果を、クライアントにそのまま受け入れていただける理由の多くは、現場を中心とした、クライアント自身が気付いていないことすら浮き彫りにする調査力と取材力にあると思っています。
調査と取材。
Webプロデュースの成否の鍵を握る大切なフェーズだと考えます。
逆に言うと、このフェーズなくして、どうやってサイト構築業務を行うのか、僕にはわからないんです。
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