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社長さんは黙っててください!? ~ Webマーケティングよりマーケティング #12

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成果倍増サイト構築コラム

COLUMN

社長さんは黙っててください!? ~ Webマーケティングよりマーケティング #12

Webサイトにおける、「企業情報」、「採用情報」

の重要性について先日来、

 

 

99%の企業が忘れていること・・

Webマーケティングよりマーケティング #10

 

 

【売り物】だけが売り物じゃない・・

Webマーケティングよりマーケティング #9

 

 

を通してお伝えしていますが、本日もその延長線でまいります。

 

 

僕は、総じて、企業イメージや企業価値を向上させる【カギ】は、

 

 

【人を大切にしている】

 

 

ことを実感させることだと思っています。

Webサイトやパンフレットや、さまざまな伝達手段を使ってです。

 

 

ただ、おそらく、ほとんどの企業のWebサイトやパンフレットでは、これが実現できていないんじゃないでしょうか。

 

みなさんも、一度、そんな視点で企業サイトや印刷物を眺めてみて下さい。

 

もちろん、これらが、多くの企業が人を大切にしていないことを語るものでは決してありません。

きっと、日本には、クライアント、社員、取引先の人を大切にしている企業はたくさんあるはずです。

 

 

ただ、それが伝わってないんです。

【伝える】努力や、【伝える】工夫があまりに足りないと感じています。

 

 

”人を何よりも大切にしています。”

 

”【人材】ではなく【人財】”

 

 

今さら、こんなメッセージ、誰の心にも浸透しません。

なぜでしょうか。

簡単です。

 

 

それらのメッセージを裏づける情報が何1つないからです。

単なる自慢話にしか聞こえないからです。

語りが、完全に上から目線だからです。

 

 

おそらく、どの会社も、(あっ、これは正確ではないですね、、会社は何も語りませんし、会社は何もしませんから)というか、どの担当者も、自慢話をするつもりはないし、ましてや、上から目線なんてありえない、と思われるはずです。

 

でも、それを見る、見込み客も、取引先も、学生くんも、みんな、そこに、【自慢】と【上から】を感じてしまうんです。

 

 

サイトで語られてる言葉、パンフレットに書かれている文章。

これらはみんな、公式なコメント、すなわち、会社 = 会社のエラい人、から発せられていると多くの人が無意識に感じ取ります。

 

 

そんな心の状態にある閲覧者に、価値の共有や共感は得られません。

 

すなわち、閲覧者の心の中に良い印象や好感は生まれないんです。

 

 

そもそも、初めて見る会社のWebサイトやパンフレットを本気で見る人なんて一人もいません。

これも多くのみなさんがお気づきでない点ではありますが、自分がネットで情報収集するシーンを想像すれば一目瞭然です。

 

そう、あなたの会社を、しっかり理解しようとかすみずみまで漏れなく読んで好きになろうなんて思って下さる素敵な見込み客は、100%いないんです。

 

 

はっきり言えることは、あなたが【上手に伝える】ことができなければ、あなたが期待する5分の1も相手はあなたを理解してくれはしません。

 

 

そこにもってきて、ありきたりの聞き飽きたような古くさいメッセージを見せらたんじゃ、はっきり言って、うんざりです。

 

 

では、こんな絶望的な関係にあって、自慢話にならなくて、上から目線に思われることなく、

 

 

【人を大切にしている】

 

 

ことを伝える方法なんてあるんでしょうか?

 

 

あるんです。

簡単な方法が。

 

 

ちょっとだけイメージしてみてください。

自慢話が自慢話に聞こえなくて、上から目線になることなく好感される伝達方法・・・

 

 

 

いかがですか?

何かヒントが見つかりましたか?

 

 

答えは簡単。

語る人を変えればいいんです。

 

 

割と簡単にできちゃうんで、以下をじっくり読んでみてください。

 

 

サイトやパンフレットの言葉は会社の言葉。

すなわち、エラい人の言葉。

だから、自慢話に聞こえたり、上から目線に感じられるなら、言葉を発する人を変えてしまえばいいんです。

 

 

簡単に言うと、社長さんを始めとしたエラい人には黙っていただいて、若い社員たちや、取引先にできるだけたくさん語ってもらうんです。

 

どれだけ、【人を大切にしているか】を。

 

 

例えば、現場で汗する社員。

第一線で活躍する営業。

まだ入社間もないフレッシュな新人。

良好な関係にある取引先の担当者

 

 

活き活きと語ってもらってください。

褒めてもらうのもいいかもしれません。

 

 

彼らの言葉は、見込み客にも、未来の取引先にも自慢話にも、上から目線にもなりません。

たとえ、会社の自慢をしてもです!(笑)

 

 

【ここの社員は活き活きと自社を自慢してる】

 

 

こんなふうに、むしろ、好感されます。

彼らは、閲覧者(見込み客や未来の取引先の人たち)にとって、自分たちとほぼ同じ目線なんです。

同じ目線、同じ立場にいる人のメッセージは心に自然に浸透します。

 

彼らのメッセージは、商品を買うか、やめるか、迷っている人にとっての、【お客様の声】に相当します。

 

いや、もっと強力に惹きつけるメッセージになるかもしれません。

 

 

 

さて、教訓です。

覚えてください。

 

 

【社長の言葉は自慢話】

 

【社員の言葉は好感度アップ】

 

 

世の社長さん方、、、あなたのがんばりは社内の誰もがわかっています。

でも、お客様には伝わりにくい。

これは宿命です。

 

 

だから、今後はちょっと控えていただいて、若い社員たちに、あなたに代わって自慢してもらうチャンスを与えてください。

 

 

そしたら、あなたの会社の好感度、120%アップ間違いなし!

 

 

もちろん、あなたの会社が、本当に人を大切にしていることが大前提であることは言うまでもありませんよ(笑)。

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